声と歌唱力

4年 ago roman 0
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ひとが音楽を生み出した初期のころ。

グレゴリオ一世も勿論産まれておらず、音を残す、という概念すらなかった大昔の話。

一説によるのだが、まずは、ひとびとは、労働…家事仕事も含めて…を和らげるために、声を

出し始めたという。その声に、労働に伴うリズムが付加した。和らげるための必需であったのであろ

う。そしていつしか、その声とリズムに節が付いた。音の高低である。それが音楽の最初期である。

そんな話を読んだことがある。

この説をそのままとると、歌をひとが生み出した時に音楽が産まれたといえる。まさに産声を上げた

という訳だ。

音楽を聴く、という時、歌を聴く機会が案外多い気がする。音楽のジャンル分けが余り良く分からない

のだが、さまざまな音楽の中で、とりわけ歌というものは、ひとびとの間に浸透してきた。

自分で歌う、のも結構多いだろう。

歌のうまいひとは多い。表現力も豊かで、思わず拍手したくなる。

その中でプロになって、成功するのは大変な苦労であろうと想像出来る。

今日は自国語で歌う歌手の中で、曲を書き、詞を書き、歌を歌うひとについて書いてみる。

井上陽水である。読み方は違うが、これが本名であるというのもちょっと驚きである。

彼は歌がかなり上手い。プロの中でもトップクラスだろう。曲も良い。自分が好きだということを

除いても良い曲を書いている。そして歌詞が良い。詩と呼びたくなるような、歌詞を書き、歌う歌手

はなかなかいない。音に言葉を乗せるのか、言葉に音を乗せるのか。そのさじ加減は分からないが、

呼吸というか、メロディーの切れ目に歌詞が上手くハマり、極めて自然に聴こえる。それでいて、

歌詞に使われているのは突飛な言葉ではないのだ。言葉の組み合わせの妙が、びっくりするような効果

を上げている。

今日、私は、ピルケースを失くした。数年来使っている、プラスチックのシンプルな形のもので、

気に入っていたのだが、探しても探しても見つからない。井上陽水の夢の中への歌詞の気分である。

以下が夢の中への歌詞である。良かったら読んでみて、出来れば曲とともに聴いて欲しい。

a href=http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=35679 target=_blank>井上陽水さん『夢の中へ』の歌詞

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