かっこう

ここ数日、朝に郭公の鳴くのを聞く。柔らかい、ちょっととぼけた感じの、その割には良く通る、 いい声だ。 最初にカッコウ カッコウ と聞いた時、そんな声の目覚ましの音かと思ったが、断続的で、 規則的にずっと声がすることなく、 …

一匹の猫

一匹の猫がいる。 中東のほうの国だろうか。それとも北アフリカのほうだろうか。 白い建物が青空にまぶしく見える、そんな街の一角にひとびとの住居がある。 一本の路地の右手に、何かの屋台のような小さな店があり、左手には老人が二 …

猫さまざま

何匹かの猫と縁があって、飼っていた。 過去形であるのが寂しいが、飼っていたときは楽しいものであった。 猫にもいろいろいて、のんびりした猫、ちょっと神経質な猫、間抜けな猫、頭の良い猫など、 さまざまであったが、食べ物の嗜好 …