ドミトリー・カバレフスキーという作曲家

9か月 ago roman 0
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ピアノを習い始めたころ、カバレフスキーの小品集をやることになった。 年齢から言えばこの年でなぜ弾くのかという曲集ではあったが、譜面を見ると 面白そうであったし、師について初めて貰った楽曲がこれであったと記憶して いる。なにしろ遠い昔のことだからあいまいなのだが。 このカバレフスキーは、1904年生まれのソビエトの作曲家である。 亡くなったのが1984年であるから、現代音楽の作曲家と言ってしまいたいところ だが、書いた曲は例えばシェーンベルクだとかクシェネクだとかそういったいかにも 現代音楽を書きましたという作曲家とはちょっと違って、寧ろ聴きやすい曲が多い ように思う。ピアノ曲などもそうである。 比較的最近この人の曲が日本でも多く聴かれていたようだが、それは管弦楽曲組曲 「道化師」がフィギュアスケートの音楽として使われたからだろう。 音楽の友社の「新訂標準音楽事典」によると、 1939年よりモスクワ音楽院の作曲家教授となり、ソヴィエト音楽における 軽妙洒脱な面を代表する作曲家として活躍していた。 とある。 そのカバレフスキーに「こどものためのピアノ小曲集」作品27という 曲集があるのだが、これが始めに書いた、最初に師に貰った楽曲で あった。他は指の練習のための曲やバッハやらをみっちりやって いた中で、楽しい曲なのでいい意味で息抜きにはなった。 久しぶりに数曲ピックアップして弾いてみたので、こちらをお聴き 頂ければときっと面白い作曲家だな、と思って頂けると期待している。 ご所紹介するのは「いたずら」という軽快で風変わりな曲。 結構軽妙に弾かなければならないので「曲として」仕上げるのは比較的難しいかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=aLK5NKITzkI

いかがだろうか。ちょっとでも面白い、と思って頂ければ幸いである。

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