久し振りに!You must believe in springを聴いた率直な感想

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随分前のこと。

友人宅に遊びに行って、「これいいよ!」と薦められたのが

このBill Evansのアルバム、「You must believe in spring」であった。

とりわけ日本で人気の感があるジャズピアニストで、黒縁メガネにおとなしげな髪型、

きちんとスーツを着てピアノに向かうその姿は、知性に溢れているようでもあり、その人柄を

伺わせる気がした。

聴かせて貰ったこのアルバム。なんだか気に入った。そうしていつでも好きな時に

聴きたいと思った。

早速、中古でだったと思うが入手して、自宅でのんびり聴いてみることに。

ゆったりした気分になる、いいアルバムだ。そう思った。

その当時はまだ、カウント・ベーシーのまさにこういうピアノが好き、という演奏も聴いては

おらず、セロニアス・モンクもろくに聴いたことが無いということがそう思わせた感が

なきにしもあらずであるが…。

今聴いて、三曲目くらいまでは、休日の、爽やかな朝という感じであった。

少々違和感を覚え始めたのが四曲目くらいの時。

何だか以前聴いた時とは違う気がしたのだ。

どこがどうとは言われないが、そう感じた。

それがいったい何によるのか。

他の曲も聴きながらまた、このピアニストについて考えてみたい。

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