2016年3月6日
久し振りに!You must believe in springを聴いた率直な感想
随分前のこと。
友人宅に遊びに行って、「これいいよ!」と薦められたのが
このBill Evansのアルバム、「You must believe in spring」であった。
とりわけ日本で人気の感があるジャズピアニストで、黒縁メガネにおとなしげな髪型、
きちんとスーツを着てピアノに向かうその姿は、知性に溢れているようでもあり、その人柄を
伺わせる気がした。
聴かせて貰ったこのアルバム。なんだか気に入った。そうしていつでも好きな時に
聴きたいと思った。
早速、中古でだったと思うが入手して、自宅でのんびり聴いてみることに。
ゆったりした気分になる、いいアルバムだ。そう思った。
その当時はまだ、カウント・ベーシーのまさにこういうピアノが好き、という演奏も聴いては
おらず、セロニアス・モンクもろくに聴いたことが無いということがそう思わせた感が
なきにしもあらずであるが…。
今聴いて、三曲目くらいまでは、休日の、爽やかな朝という感じであった。
少々違和感を覚え始めたのが四曲目くらいの時。
何だか以前聴いた時とは違う気がしたのだ。
どこがどうとは言われないが、そう感じた。
それがいったい何によるのか。
他の曲も聴きながらまた、このピアニストについて考えてみたい。