ウルトラセブン

高校の時の音楽理論の授業には二種類あって、一つは和声や理論そのものを習うクラス、もう一つは、 先生によったようであるが、何かテーマを絞って、音楽というものについて延々教わるという、生徒 の側のひとりとしては、余り良く分か […]

一匹の猫

一匹の猫がいる。 中東のほうの国だろうか。それとも北アフリカのほうだろうか。 白い建物が青空にまぶしく見える、そんな街の一角にひとびとの住居がある。 一本の路地の右手に、何かの屋台のような小さな店があり、左手には老人が二 […]

心地よさと、すがすがしさと~セルのジュピター

永年聴き続けている曲がある。 その中の三曲について書きたいが、その一曲一曲についての自分の捉え方にも変化があったので、 まずは一曲を取り上げる。 モーツァルトの最後の三つの交響曲の一曲、ジュピターである。 多分、CMなど […]

SPRING IS HERE 

SPRING IS HERE という歌の話を書く。 これはオスカー・ピーターソンの弾き語り、という非常に珍しいと思われるもので、 ロマンスという彼のアルバムに入っている。 取り上げたSPRING IS HERE という曲 […]

雨の日の猫は眠い

猫は良く眠る。良く寝るから寝子という字をあてる、と内田百間も書いていた。 雨の日はことさらであるらしい。 そんな猫に倣ったわけではないが、自分も眠かった。 今朝は昨日の雲がどこかに飛ばされてしまったような、抜けるような青 […]
TOPへ