冬の夜

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シューベルトのリートの中で、ひとつの曲集として、日本人に親しまれているのは、おそらく歌曲集、

冬の旅ではないだろうか。

今日は冬の一夜に、シューベルトの、どんよりと分厚い雲に覆われた、寒々しい冬、もっと厳しくなる

雪の吹雪く冬の前触れから始まるような、冬の旅の曲に想いを馳せながら、書きたいことを書いてみる

ことにする。

以前から思うのだが、何かを理解する、とか、気持ちや言葉が通じる、というのは、結局は、そうだと

思いこんでいることの方が多いのではないか。そんな気がしている。具体的にどうこうという訳では

無いのだが、子供の頃からのこの感覚は、年を経ても余り変わっていないようだ。

文字にしてみてちょっとさっぱりしたので、クイズを一つ。大した問題ではないので、気楽にどうぞ。

ねずみどもは星になる。奥さまは奥さまでしかない。では神は?

私は正解は分かった。二番目についてもヒントも分かった。…のだが最初を間違えた。

お解りになりますか?

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