2016年10月12日
ドヴォルザークの魅力
特に管弦楽曲においてドヴォルザークは人気のある作曲家だ。
とりわけ日本人が好きなクラシックの曲を書いたひとのように思う。
なかでも有名なのは交響曲「新世界より」だろうか。
「学校から帰宅する合図」の音楽として今でも小学校などでメロディの一部が
使われているので曲を聴けばそれと分かる方も多いと思う。
こんなメロディである、
ファーー♭ラ♭ラーーーファーー♭ミ♭レーーー♭ミーーファ♭ラーーファ♭ミーーーーーーー
ファーー♭ラ♭ラーーーファーー♭ミ♭レーーー♭ミーファー♭ミーー♭レー♭レーーーーーーー
リズムと共にドレミで表記してみた。変ニ長調という調性なので♭も多い。
ドヴォルザークの「ユーモレスク」というこれまた広く知られた曲について、
メロディなどもを少しご紹介しているこちら ユーモレスクに郷愁を感じて も
是非読んで頂きたいと思う。
スメタナという同じチェコスロヴァキアの偉大な作曲家を始め、ブラームスやチャイコフスキー
とも交流があったドヴォルザーク。作曲家として花開いたのは40代以降と考えられおり、
それから晩年までの音楽活動でよりさまざまの優れた作品を残した。
秋の深まるこの季節、ゆったりと時間の取れる時に、普段クラシックは聴かないという
方も、機会があれば是非ドヴォルザークの音楽に耳を傾けてみてはいかがかと思う。
ヴァイオリン小品集などでユーモレスクは良く演奏されるので、まずはその辺から聴くも
良し、または交響曲の第九番、「新世界より」の世界(この新世界は彼が招かれて行った
アメリカを指している)に触れてみるのもまた良し。ふと聴こえてくるメロディがきっと
貴方を魅了することだろう。