安らぐ音楽とは

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それは歯医者の診察室でのことであった。

ふと気づいた、医師のことは信頼しているので治療に対する不安感は無いが、なぜかリラックス

していることに。

大抵のひとが余り好きではないだろう、歯科治療。勿論私自身もその例に漏れない。しかし、

今の歯科では何故か不安感がかなり「控えめ」なのである。

予防接種などで訪れる内科などでも、不安感はある。待合室などでもなんとなくいやな感じが

する時がある。

さて、なぜなのだろうか。

もしかするとどうやら、それはBGMに関係があるのではないか、と気づいたのである。

「不安感」のある医院、病院では大抵クラシックがかかっている。しかも大抵、古典派またはバロック

あたりの管弦楽曲が多い気がする。ピアノなどのソロの曲の時もある。

良く考えてみると、自分の耳がどうしても拾ってしまう音楽がかかっていたのだ。

音楽に気を取られているならいいじゃないか、と思うひともいるかもしれない。

しかし時間がたつとまた同じ曲に戻るというパターンが多かったりもするのである。

そして演奏の方は、医師がクラシック好きで自前のCDでお気にいりの音楽をかけている

わけではないのが分かる気がする、破たんはないが、それだけ、という感じのものが多い。

これは聴き続けているとツライのだ。

まあ、個人的な話だから、それがどうというわけではないかもしれないけれど、

自分にとってはとにかくそこに問題があるのではないかと推察している。

一方の、リラックス出来る医院では何の音楽が鳴っていたのか。

それは、アレンジが凝り過ぎない、ピアノのみのジャズ、だいたいミディアムテンポ以下の曲を

メインに流す感じなのである。

ピアノだから耳はきっちり音をとらえてはいるのだが…なぜか落ち着く。

こちらも錚々たるジャズミュージシャン達の演奏という訳ではなさそうなのだが、そこに引っかかりは

無い。

どうやら、患者をリラックスさせるのはこういう音楽であるという考えが病院、医院では定まっている

ところがあって、大抵はそれに従っているのだろう。それがクラシックということなのだと思う。

手術などの前には、患者の好きな音楽を聴かせてくれたりもするようだが…

管弦楽は場合によっては落ち着けないと思う。クラシックでも、テンポのゆっくりめの曲や、余り

メロディの動かないような構成の曲を流してくれればいいのにと思ったことであった。

リラックスできる音楽というのは意外なものであったりする

 

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