2014年1月25日
言葉と音
言葉というのは音(おん)である。声に出さずとも音として認識され、言葉になる。
活字の場合も読む時には音になる。その羅列をつなぎ合わせて文章が出来る。
「見えている」だけではそれは意味をなさない。
知らない外国語の言葉の意味が分らないのと似ているかも知れない。
言語と言い替えても良い。
一方音楽における音は少々異なる。耳から入る場合が多いと思う。
それをどう捉え感じるか、そのことを言葉に直す必要は基本的には無い。
音楽と言葉の一緒になったものに歌がある。
それはまた少々別の話になる。
音楽自体の「言葉」に相当するものがあるとすれば、音符、すなわち楽譜という
ことになろうか。
言葉同様、文字を読めずとも話す事が出来るように、楽譜が読めなくても、
楽器を演奏したり、歌を歌うことは出来る。
言葉と音(おと)の違いだろうか。
ぼんやりとそんなことを考えた、冬の一夜である。